印南では毎年夏頃にホウセキハタが(オウモンハタに似ているが尾の先が白くないのでそこで判断している)よくあがっておりジギングでそれを狙いに来る人が多い。味もまた絶品である。
今年も1度は試してみようと思っていた。
レンタルで早朝5:00~昼14:00ぐらいまで借りることができて1万円。
餌釣りで利用する人も多い。
但し、ジギングでは青物と言われるものはほとんど釣れた試しがない。
唯一シイラぐらい。
何度が釣りの経験が少ない人を連れて行ったことがあるが皆50cmぐらいのホウセキハタをもれなく釣っている。これはもう船頭の腕とタックルのセッティングの賜物つまりはワタシのお陰に他ならない笑 但しもれなく船酔いする。小船は揺れる。
いずれはうちの子供も釣り好きにすべく流れが緩やかな小潮を狙って長男と共に釣行することにした。
当日はベタ凪の晴れ、少し暑いが絶好のハタ狙い日和だ。
自分達の他にもう2艘船外機を借りて釣行しているグループがある。船外機を借りてのジギングは今までに10回程はあるんじゃないかと思う。
子供の手前なんとか釣果を出したいところだ。
船外機は馬力が低く、ポイントまで時間がかかる。
それほどの距離ではないが切り目より手前で船を流す。
まずは35cmぐらいのオキナヒメジをゲット。パパの面目を保つ。
子供はというと初のジギングということもあって、ロッドをめちゃくちゃに振り回す。
まだ8歳なので止む得ないこともあるが真面目にやれと荒い檄を飛ばす。
一度釣れたのをみてこっちのタックルと交換しろと要求してくる。
まあしょうがない。
ヒットオーでかい声を息子があげるがなんのことはない根がかりである・・・。
それからまたヒットオー相変わらず根がかり。
その度にこちらのタックルと交換しこちらとしては釣る間がない。
ヒットオーと言うがもう信じることはできない。
根がかりやろ?
しかしどうも今回は様子が違う。
あれ巻けてるな。竿をのされないように支えてやりあがってきたのはまぎれもなく「ホウセキハタ」である。
その後アカヤガラ、マトウダイをゲット。息子が。
アカヤガラなんかは口からフックが外れており、リーダーが口の周りをぐるぐる巻きになって あがってきていた。どんな釣り方でそんな風になるのか不思議だがアカヤガラは釣ったことがないのでわからない。
息子曰く今日のジグは金色が調子いいでと、初釣行でよくそんなこと言えるなと思ったが、確かにそんな感じではあった。